はじめて精神科・心療内科を受診される方へ

城山病院 看護部 外来

「こころ」の問題は、一人では解決しないことが多いものです。
次のような症状でお困りのときはどうかお気軽に相談ください。

身体の不調を感じるのと同様に、心の不調を感じて多くの方が受診されています。
多くの精神的心理的な疾患はカウンセリングと薬物療法を組み合わせることで治療効果が増すと考えられます。
ほとんどの場合は、保険診療内でのカウンセリングで充分対応できます。

1、治療内容に関して

神経科、心療内科の診療においてはまず問診を行います。
精神科では、単に症状や状態について聞くだけではなく、現在の生活環境や家族の状況、周囲の人間関係等の患者さんをとりまく状況を把握しなければ正確な診断を下すことができないからです。
問診後の治療は、主として薬物療法と精神療法を併用して行われます。

2、お薬について

問診の結果、必要と判断された場合にはお薬を処方いたします。
お薬に関して、特に初めて受診された方は、強い薬を使うのではないか、癖になってしまうのではといった抵抗感や恐怖感を持つのは当然であると思います。
当院では、お薬の説明を積極的に実施しており、副作用についてもできるかぎり御説明し充分理解を得た上で飲んでいただくようにしています。
なぜこのお薬が必要なのか、どういう症状に効くのか、理解した上で利用していただくことが治療上も非常に重要なことだからです。
処方されたお薬に疑問や不明な点があれば、気兼ねせず積極的にお尋ね下さい。

3、守秘義務について

患者さんが診察時に話された事は絶対外部には漏れません。
法的にも医療従事者には守秘義務が課せられております。
御本人の承諾が無ければ、御本人以外からの治療内容の問い合わせには一切応じられません。安心して治療を受けていただけます。

4、準備していただくもの

保険証を必ずお持ち下さい。
既に他の医療機関に受診されている場合は、できれば紹介状をお持ちいただければ幸いです。
もちろん、紹介状無しでは受診できないわけではありませんが、その場合は現在服用中の薬をご持参いただけると助かります。

5、診療に要する時間

初診の方はなるべく電話で相談・予約の上、ご来院ください。
予約していただくと診療時間が充分取れると思います。
初診時には詳しい問診があるため一般の内科に比べ、かなり時間がかかるかもしれません。

6、問診について

精神科、心療内科の診療においてまず行われるのは、問診です。
精神科における問診は、単に症状や状態についてお聞きするだけではないことがあります。
たとえば、症状に関係していると思われるような場合に、現在の生活環境や家族の状況、周囲の人間関係、時として生活史や 生育歴などにまで踏み込んでお聞きする場合があります。
なぜなら、正確な診断と有効な治療に、それらの情報がなによりも大切な場合があるからです。
従って、初診時には詳しい問診が必要なため一般の内科に比べてかなり時間がかかるかもしれません。といっても、話したくないことを「無理矢理」話す必要は、全くありません。話したくないことは話さなくて構わないのです。
いつか、話したい時がきたら、少しずつ、時間をかけて、お話しいただければ、それで結構です。
また以上のことから、当然のことですが、本人の許可なしにこれらの内容はいっさい外には出ません。

心だって体と同じ・・・時には疲れ、傷つき、そして病むもの・・・
だからこそ、見えない心を「診る」医療が求められます。

疲れ、傷つき、病んだ心について知ることは大切な治療の入り口です。
気軽に相談していただけたらと心から願っております。