薬剤部

薬ののみ忘れを防ぐために
2009/10/21更新


毎日続けて、正しく薬を服用していくことは、難しいことです。

薬の種類が多い方ですと用法も1日1回朝食後、1日2回朝夕食後、1日3回毎食後や、
食前にのまなければならない薬など様々となり、複雑になる場合があります。

外出したり用事や家事など、なにかの理由で、薬をのめないことや、
のみ忘れてしまうことがあるかもわかりません。
反対に、実際は薬をのんだのに、のんだことを忘れてしまい、
もう一度薬をのんでしまわれた方もおられるようです。
この場合は、薬の量が多くなり、危険な場合があります。

こういった薬ののみ忘れや誤ったのみ方を防ぐためにはどうしたらよいでしょうか。
食卓で、薬をのまれる方であれば、薬の準備をしてから、食事を摂られてはいかがでしょうか。
日付、曜日、用法毎に箱やポケット付きの壁掛けカレンダーに薬を整理してはいかがでしょうか。

また確認のため薬をのんだ後、薬の空包装(薬を包んだ外側部分:PTP、ヒート包装)を
ご家族にお見せしたり、すぐに捨てずに、翌日ぐらいまで取っておくのもよいでしょう。

ポケット付きの壁掛けカレンダーは、当院の売店でも販売致しております。(60円)

当院では、必要に応じて、1回分の薬を用法毎に、分包紙に入れてお渡しすることもできます。

(一包化)用法、日付、お名前等を印字することができます。

また、ご自分に処方された薬が、どのような薬で、どうして必要なのかを御理解いただいて、
薬をのんでいかれることが、大切なことです。